Bollito Misto Vol.260
日本でも一部のメディアで紹介された、「FIATの色から始まる改革」的なアクション。
なんと今後のFIAT社からグレーというカラーラインナップがなくなるというのだ。
そんな決意表明が、新型のFIAT600eをモチーフにしたデモンストレーションがちょっと話題だ。
©corriere della sera
確かにイタリアは色の国だし、ドルチェ・ビータだし、イタリアらしさを一言でいうとやはり「カラフル」という楽しさにあふれている。イタリアと色は切っても切れない関係だ。
FIATもカラフルなボディで長年世界中のファンから愛されているブランドだといえる。
そんなFIATが暗い世の中に決別するかのように、グレーのラインナップをなくすというのだ…。
そんなブランドのイメージを、より明確に強く世の中に訴えていきたいという、伊仏連合のステランティスのCEOの決意だそうだが、ちょーっとやりすぎなんじゃないかな?
破壊的な決断と本人たちも言っているけど、やっぱり相当思い切った決断だと思う。
調べてみるとやはり、FIATにおけるグレーはイタリアで最も人気のあるカラーの一つ。
もっというと北米やアジア市場における500の人気カラーランキングでも第三位。
ちなみに南米では2位。中国でも3位、インドでも3位だという…。
きっと、仰天のデザインやカラーを発表してくれるのだとは思うけど、まずはその未来に期待したい。
それではまた近々
A prestissimo!!