Bollito Misto Vol.256
「炎上」
昨今、この言葉を見ない日がないくらいよく目にする。
目にするというからweb上での話だ。
失言、悪態、まあ、いろいろあるけど、とにかくすぐにいろいろ騒ぎ立てる。
それもこれも、誰彼と無く「発信」できるようになった世の中のせいに違いないのだが、
それにしてもいい加減「うるさい」感じになってきているのは私だけだろうか?
「あいつが、こんなこと言った」
「あんな人だとは思わなかった」
まあ、もうそろそろどっちでもいいんじゃないか?
そう思ってしまう。
ネットが今ほどあたりまえでなかった20年以上前。誰がこんな醜い世界を予想できたろうか?
まあ、たしかに「そんなこと言わなきゃ良いのに…。」って思うときはある。
でも、同時に
「そんなことわざわざ教えてくれなくてもいいのに…。」と思うことも多いのが事実じゃないだろうか?
炎上そのものが目的となった情報発信などクソ喰らえだし、そもそもそんなものを読んでいるだけで気分が悪くなる。
世の中は、誰もが発信できる時代になった!
なんて叫ばれてずいぶん時間が経つけれども、結局幸せになったヒトより、気分を害したり、大きな損害を被ったヒトの方が多いのでは無いかと思ってしまう。
とりとめのない話でもうしわけないが、さすがに世の中おかしいんじゃないか?
そんな気がする今日この頃であった。
みなさんは、どう思われるだろうか?
それをみんなで発言するから、また炎上の火種は広がっていくのか…。
まったくもって恐ろしい世の中だ…。
それではまた近々。
A prestissimo!!