クルマは愛だ!
なんて、どこかで聞いたことのあるようなフレーズですが、愛情をかけてないと結構クルマって壊れます。
前号ではやや精神論の個人の見解が展開されていましたが、もちろん今回も個人の感想で語りますよ。
今回は手が触れる場所。
走行距離がのびていようがそうでなかろうが、やはりつねに人が触る場所というところは、ひときわ丁寧に観察します。
最も気になるのが「爪痕」。
ツメアト…。なんて響きなんでしょうか。
でも、爪痕がついているクルマって案外多いのです。普通に考えてみてください。物を掴んだりする時に爪を立てますか?
オシャレのために伸ばしている女性ならともかく、普通に切りそろえている状況で、爪が何かに当たることはほとんどありません。爪の長い女性も、キレイな爪のほうが大切なので、ひときわなにかにぶつかったりすることに神経を払います。
では、なぜ、車外や車内に爪痕が…。
イライラしたり、日頃のストレスから開放されてついつい…。いつもとは違うアナタが現れてしまう。そんな魔力があるのもクルマという乗り物なのでしょう。
あくまで個人的な意見ですが、ハンドルやシフトノブ、ライトスイッチなどにやたらツメアトのあるクルマは、ちょっと敬遠したいです。
ドアノブやドアも爪痕の多い箇所です。
引っ張り型のハンドルに多い、車外側のノブのくぼみの爪痕。
手をかける方向を考えると男性女性問わず爪が当たる可能性はありますが、普通に落ち着いていればそうそう接触しません。ひょっとしたら鍵を握ったまま取っ手をつかんでいるんでしょうか?
いずれにせよ、ややがさつな感じが否めませんね。
室内側のドアノブ
ここも爪痕が多い箇所。
構造上仕方ないものもありますが、おかしなところの樹脂が剥げていたりすると、それなりに癖のある人が乗っていた可能性が高いですね…。ドアのみならず、空調やライトなどのノブ周りはわりと爪痕が残りやすい場所かも知れません。
それだけで全否定はしませんが、いくら「すごく丁寧に乗られてました」って言われても、ちょっと鵜呑みにできない感じがしちゃいます。
新車以上に購入までのプロセスが楽しめる中古車えらび。
こんな疑念も楽しみの一つだと私は思ったりしてるんですが…。
それではまた近々。
A Prestissimo!!