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テクノロジーの発達により、最近のスーパーカーたちの性能はとどまることを知らない。500馬力でも相当な怪物なのに、最近じゃ1,000馬力なんてのも当たり前に見かけるようになってきた。 スーパーなので、それなりの数字が求められるのもわかるけど、1,000馬力もあると簡単に300km/hくらいは出せちゃうわけでしょ?F1やWecでさえ300キロ台なわけで、果たして一般公道を走るクルマにそんな馬力が必要なのかと、本気で思ってしまう。 年寄りみたいで、自分で言っていてなんかイヤな感じがするけど、さすがにやりすぎでしょ? といいたい。 私なんぞが想像できるようなお金持ちを遥かに超えたレベルなら、そりゃあ1馬力でも多く時速1キロでも速く走れるクルマがほしいのかも知れない。でもね、1,000馬力って、もはや「大盛り」を通り超えて「メガ盛り」以上のビックリワールドに突入しいると思うんですよ。 例えば最新のマ…

DXといえばデラックス…。ではなくデジタルトランスフォーメーションのこと。そう、最近あちこちで耳にする、あの新しいビジネス用の「DX推進」ってヤツです。 「DX推進とは、企業がデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務、組織、企業文化などを変革し、競争優位性を確立する取り組み…。」なんて言われてるが、簡単にいえば、デジタル化を進めて、さまざまな煩雑で不明瞭なことをなくしていこうという、まあまあ素晴らしい考え方だといえます。 確かにデジタル化によって、いろんなことが楽でスピーディになってきたことは確か。 おまけに、最近はAI、AIって本当にうるさい。いずれ人間のシゴトを奪う! なんて物騒な話も出るほどのデジタル化の嵐である。 そんな中、Z世代など若い子たちのアナログの世界が人気を博している。まあ、彼らはいわゆるデジタル・ネイティブなので、むしろデジタル以外ってのが新鮮なのもわかる。 だから…

2024年10月8日

みなさんも多くのメディアでEVの今後が大変だ!的な記事をひんぱんに目にしていると思います。 中国でたくさん破棄されているとか、テスラがどうしたとか…。まあ、普通に考えるとさすがにまだちょっと時期尚早な案件だったことは、ようやくみんな気づき始めていますよね。 そんな中、イタリアのFIAT500のEVが苦境に立たされています。 わりかし鳴り物入りでデビューし、注目を浴びた同車ですが、実際は思ったほどは売れていないようです。もちろん同サイズ内のシティカーと呼ばれるセグメントではナンバーワンのEVにはなっていたんですけどね…。 というわけで、本国での生産は停止中という状態だったようです。 それでも今年の10月くらいには復活! なんて言われていましたが、またその生産停止期間が延長されるというニュースが入ってきました。 それどころか、FIATは来年25年に、このEVバージョンを…

日産の救世主から一転、警察に追われる身となり、スパイ映画よろしくまんまと海外へ逃げおおせたカルロス・ゴーン氏。日本じゃすっかりご無沙汰だけど、つい最近イタリアで彼のことが話題になったので触れてみたい。 2018年の逮捕とその後の劇的な脱出以来、様々な法的闘争に巻き込まれている彼。今度は、英領ヴァージン諸島高等裁判所による判決で、彼が2017年に購入した全長121フィートのイタリア製ヨットが、日産の資金を不正に使用して購入されたものであると判断を下し、ヨットを日産に返還するよう命じたようです。 この6年間、フランス当局もルノーでの同様の財務不正の疑いでカルロス氏を起訴しており、インターポールは彼に対する国際指名手配を発行しています。 同氏はレバノンに潜伏中といわれていますが、御存知の通りレバノンは自国民を他国に引き渡しません。なので、世界中で彼に対する法的手続きが続いているようです。 ちなみ…

生成AIだのなんだのと世の中が騒いで久しい。 平面、立体問わず、デザインという作業自体がひょっとしたらAIに取って代わられる?? なんて言われる始末だったりする。 思い起こせば、わずか2,30年前まで、自分の身の回りのプロダクトなんて物の数が知れていたが、今では100円ショップを例に上げるまでもなく、いろんな道具やグッズやそれに伴う「デザイン」に囲まれている。 子供のおもちゃだって、ものすごい数の樹脂製の製品で溢れている。 自動車ってのは自分で購入できる最大級のデザイン構成体であり、いうまでもなく存在感も半端ない。 機械なんだけど、いつしか社会的な立場とか未来に対する責任みたいなことまで背負わされて、いろんな都合の塊みたいな存在になってしまった。 公共の交通機関がそうした「大人の都合」に左右されてデザインされるのはいいけど、自分のお金で買うものが、そうした都合に基づくものになっているのは少…

グランデパンダのベースとなっているのはシトロエンのC3。その新型がつい先日7月31日に発表された。 その姿を見ると、グランデパンダのあのデザインも納得のいくものだった。 というより、ほぼC3だなと。 とまあ、そんなことより気になることが。それは、シトロエンの新しいロゴだ。 2022年。つまり2年前に変更されたこのロゴは、1919年の創業時ロゴに非常に似通ったものになり、グラフィックとしてロゴ単体でみると、実にフランス感があってよいと思っていた。 「思っていた」と過去形なのは、グリルバッヂになった途端、ことごとく不格好に見えてしまうのだ。 ちなみに、個人的には大のシトロエンファンで、複数台所持していた経験もある。だからかなり贔屓している。 だが、今回のCIに関しては、声高に「NO!」と言いたい。 いつの時代も前衛的で挑戦的で、魅力いっぱいのデザインこそがシトロエンのシトロエンたる部分なのだが…