スーパーカー世代なんて言葉があるが、やっぱり今見ても、誰が見てもスゴイものはスゴイのだ。
アノ時代をしてレア物の王様といえば、やはりランボルギーニ・イオタだろう。
元祖都市伝説のようなイオタは、イタリアでは使用しないアルファベット「J」をコードネームに持つミウラのレーシングバージョン。とは、スーパーカー時代で語られたざっくりとした知識。
実際は、すでに多くの書籍などでも知られるように、レースではなく、ミウラの進化系のために当時のレース規定に則った改造が行われたある種のテストモデル「ミウラSVJ」がその正体。
細かい話をするとまったく夢のない話になってしまうので止めにするが、イオタ(ここではあえてそう呼ぶ)が、ランボルギーニのヘリテイジ部門、プーロストリコの展示で持ち込まれていた。たとえ関係者であれ、子供のような真剣な眼差しで写真をとっていたオッサンを見よ! これがかっこいいスーパーカーの紛れもないオーラの為せる技なのだ。
やっぱり、かっこいい。ミウラがかっこいいのに、それを崩さない感じで見事なモデファイがなされた数少ない例だろう。潮来のオックスではなく、飛鳥の兄ぃに乗ってほしかったのだが、それもまた言うまい。
それではまた近々…。
A Prestissimo!!