特にアメリカで盛んなMOD。つまり改造。最近は日本でも徐々に広まりつつあるようだが、以前と違って、悪い感じではなく、改善的な意味での改造なのも流行の理由かもしれない。
前回ランチアを褒めちぎるにあたり、ややアルファをないがしろにしたように聞こえる発言もあったので、そこを否定しつつイギリスで話題のジュリア系のMODについて紹介したい。
英国のアルファホリックと聞いて、ご存じの方も多いかもしれないが、一応説明しておくと。いわゆるビンテージアルファのチューンナップパーツを取り扱うお店なのだが、個人的にはそのセンスの良さにいつも感心させられている。
些細なパーツから、Juniorのフルカーボンボディまで、実に幅広くそして細やかなラインナップが特徴。
なかでもボディパーツなどのダイアグラムをちゃんと載せるなど、愛に溢れた情報展開も好感が持てる。
センスが良いというのも、やはりむかーしの改造というと、暗に「ブラックボックス」的な部分がとても多く、ショップの大将にしかわからないレシピや独特の世界があったわけだが、そういった類が全く感じられない。
カーボンボンネットや専用のMOTEC製ECUなど、もはやキャブ車ではないばかりか、210HPも発揮するようになっている。
もちろん、パッと見は古いママ。でも走れば痛快といった類だ。
もちろんそれなりの出費は覚悟しなければならないが、正直没個性な現行車種に大枚を用意するよりは、随分とセンスの良い世界だと思う。
皆さんはどうお考えになるだろうか?
私ももちろんオリジナル至上主義なんですが、これはこれでアリなのかなと…。
もちろん、今年のCOVID-19のせいで、荷物が届くのに時間がかかっているようですが、それでも昔とは比べ物にならないほど簡単に通販できるので、試してみるのもいいのでは?
それではまた近々。
A Prestissimo!!