Vol.164 Nike的 アバルト再び

先の8月末日、二台のアバルト限定シリーズがまたも発売開始となった。
一台は、2015年以来、実に第4弾目となるアバルトヤマハシリーズ。
その名も、Abarth 595Monster Energy Yamaha。
今回のコラボモデルは、MotoGPのバイクのカラーリングをしっかりと反映し、専用のシートなどと相まって、かなりの特別感を醸し出している。MotoGPファンにはたまらん仕様になっている。
ちなみに日本の車好きには想像できないだろうが、欧州でのMotoGP人気はものすごい。なので、2000台はすぐに終わってしまうかもしれない…。ご希望の方はお急ぎを。
もう一台は、かつて日本でも大人気を誇ったアウトビアンキアバルトA112のスペシャルモデル「タルガオーロ」のオマージュモデル「Scorpioneoro」だ。
Scorpioneoro=黄金のサソリだなんて、なかなかの名前を持っているが、そもそもアウトビアンキじゃないじゃん! というツッコミは当然無視である。(そもそもFIATだしね)
いい意味でおおらかに、ナイキのスニーカー化している500の限定記念モデルだが、そのどれもがなかなかの人気を誇っているのはすごいことだ。
そして、なにより両モデルともに、0-100km/h 7.3sec、最高速218km/hという十分過ぎる性能を持っているので、これまた実にお手軽にスポーツ気分が味わえるのが実にいい。
発売後10年を経ってなお最高の売上を記録する500シリーズ。
結局車って新しいのはいらないのか? なんて思ったりもしちゃうほどだ。
それではまた近々
A prestissimo!!