Bollito Misto Vol.265
なんとも寂しい話だけど、昨今の不景気を考えると仕方ない気もする…。いうまでもなくイタリアといえばモータースポーツ。モータースポーツといえばイタリアというくらい切っても切れない間柄である。
そもそもF1だってイタリアが起源だったりする。
パンデミックの影響はもちろん、在籍的な課題や機材の構造的な問題や銀行セクターの不安定性など、ほんとにたくさんの要因が絡まり合ってイタリアはもがき苦しんでいます。
てなわけで、すべからくオカネがかかるF1。イモラとモンツァで2つのGPが開催されているイタリアですが、2030年までこれらのイベントを維持できるかというのが相当な議論になっています。
日本のJAFにあたるACI(Automobile Club Italiano)が旗を振って資金提供可能な投資家たちに声がけをしているといいますが、ちなみにかかる費用は3000万ドル!
合計6000万ドルという途方もない金額が、この2つのGPでかかる計算ですが、当然チケット代で賄えるような額ではありません。
まあ、興行ですから仕方ないんですが…。
昔ほどイタリアではF1が不人気なので、ぶっちゃけなんとも言えない状況ではあるんですけどね…。
イタリアからF1GPがなくなってしまうというのは、さすがにマズいはずなんですよね…。
どうなることやら…。
それではまた近々。
A prestissimo!!