Bollito Misto Vol.267
ここ数年、アルファのファンは夢想家で、決して実現されないだろう3DCGレンダリングのみで騒いでいるとまで揶揄されている。
しかし、ここにきて22年のトナーレ、23年の33ストラダーレなど、いよいよ具体化されるプロジェクトが見えるなど、ようやく「新しいアルファ」と呼べるような光明が差してきたようだ。
まず最初に登場するのがB-SUVセグメントとなる「ミラノ」(現時点でのネーミングは噂どまり)。
随分と直球なネーミングが気になりますが、エントリーモデルであると同時にアルファ初の完全EVとなる模様。
ジープ・アヴェンジャーやフィアット600と同様にポーランドのティヒ工場で生産されるこのミラノは、やや低価格層マーケットに向けた尖兵となり、顧客の分母を増やす大きな役割を担うと見られている。
ちなみに価格は現地で3万ユーロ近辺といわれているので、実質的にはミトやジュリエッタあたりの後継といったところだろうか。
続いては第2世代となるジュリア。
こちらはカッシーノ工場でも生産される予定で、このフルモデルチェンジでは、ファストバックバージョンやクーペなども登場の噂も。ともかくアルファのアルファたる存在になることが期待されている。
となると同様にステルヴィオもモデルチェンジされるわけで、サイズは現行より拡大され、よりスポーティなデザインになるといいます。(どうすればスポーティかは不明)
そして、最後に27年登場予定のフラッグシップ。
CEOによると古典的なセダンではなく、おそらくクロスオーバーとセダンの中間的な存在になるだろうと明言しています。
まあ、これは世界の流れなんでしょうね…。
フェラーリもSUVな時代ですから。
それではまた近々
A prestissimo!!