ひどい運転

Bollito Misto Vol.247

あおり運転などの話ではない。

特にレンタカーやカーシェアが増えたせいか、あまりにもルール無用のワガママでひどい運転が目立つ気がしてならない。なかには、いま話題になりつつある「煽らせ屋」もいるのかもしれない。

コロナの影響で旅行が制限されていたことも関係しているのだろうが、それにしても自由気ままに過ぎる運転が多い。

そんな、ちょっと気になる「天然もの」の酷い運転に立て続けに遭遇しているので触れてみたい。

1.幹線道路のど真ん中で左右どちらか悩みはじめて止まってしまう車両

2.右折車線を逃してしまい、直進車線から右折しようとする車両


こんなのは序の口だ。



つい最近、東名東京INTでは料金所を通り過ぎたあと、こともあろうかUターンし逆走する車両にも遭遇したことがある。ハリウッド映画さながらに、Uターンし逆走してくる軽自動車を全員でよけまくったわけだが、おそらく長い間運転してきた中で最も恐ろしい経験だった。

しかもそやつはハザード出して、あたかも謝りながらの走行だったのでさらにおどろいた。


ある日は、なんでもない道路でクルマが渋滞して動かない。

そこは、T字の交差点ではあるものの、そんな交通マヒするようなところではない。

友人がハンドルを握っていたので、気になって歩いて様子を見に行くと、ギリギリ二台がすれ違うことができるような細道で、こともあろうかそのT字の交差点の頂点でハザードを出してタクシーが停まっている。

事故かと思い、いったいどうしたのかと運転手に話しかけると

「迎車ですから!」

と面倒くさそうに返された。

運転が上手いヘタ以前。酷いというより、もはや常識すら疑うような輩まで登場してきたわけだが、誰もが知るような大きな会社のタクシーでこうなのだから、まさに世も末だ。

「迎車じゃねーよ。このアホンダラ…。」

なんて言ったかどうかはご想像にお任せ致します。

それではまた近々。

A prestissimo!!