Bollito Misto Vol.239
子供の頃もそうだったけど、夏休みってのは、はじまったと思ったら思いのほか早く終わってしまう。
コロナ禍に入ってから、平日ってどこにいったのやら? という感じで、観光地にはいつでも人がいる感じになったけれど、それでもやはり夏休み期間というのはとりわけ人出が多い気がする。
特に今年はおびただしい数の感染者が出ているわけだけど、もはや世界的にも以前ほどの自粛や警戒態勢がみられなくなったのも大きな特徴かも知れない。
感染を防ぐためには、結局のところあまり密な状態には近づかない以外手がないような気もするが、
それよりも、特に子供の時間や精神が気になって仕方が無い。
学校や夏休み、部活やイベントなど「今しかできない」ことを我慢させたり、いろんなことを禁止せざるを得ない状況は、本当に気の毒としか言いようがない。
もちろん健康第一だし、感染病を軽く言うことはもってのほかなのは重々承知なのだが、やはり人間ってのは心の生き物なので、健全な精神を健全な肉体に宿らせてナンボだと思うのは私だけだろうか?
国はもちろん、医療関係者、実際に感染した人、そうした家族や友人を持つ人にこんな意見は不快に聞こえるかも知れないが、それでもなお、子供達の心の育成を考えると、本当に我慢することがベストな選択なのか全くわからない。
こうしたらイイ、こうするべきって、エラそうなことは言えないけれど、せめてすべての人がこのうだるような暑さの夏を楽しく健全に過ごしてもらえたらなあと思う次第です。
というわけで、残暑お見舞い申し上げます。
それではまた近々。
A prestissimo!!