東京オートサロン2023

Bollito Misto Vol.252

コロナが明けたかどうか、実際は非常に微妙ながらも、公にはコロナ後初のオートサロンが1月13日からスタートした。

朝一から参加したのだが、まあ、人の多い事ったら…。
みんな待ってたのかなあと思うような盛況ぶりだった。

ここ数年海外メディアやショップの人間が目立ったが、水際対策の強化前に滑り込んだであろう外国人の方々が非常に多く見受けられた。

詳細情報はネット上のいろんなところでご覧頂きたいが、ちょいと別の視点でその様子をお伝えしたい。

もともとはカスタムカーが主体の、ある意味で国際的な意味でのノミの市感溢れるイベントだったと思うが、数年前から東京モーターショーに比べ、制限が少ない分いろんな事ができると言うことも含めて、次第にメーカーの参加が増えてきたオートサロン。
今や、世界中の富豪から注目される日本のカスタム業界だが、今年はコロナ明けということも含めて、アウトドアや車中泊を相当意識したカスタムが目に付いた。

それだけではない、その出来が正直メーカーのものよりもセンスや品質共に良かったりしたのが非常に印象的だった。

見ているだけで楽しくなるような、使用しているシーンが想像できるような楽しいクルマ達が沢山あふれていたのが良かった。

大メーカーも人気車種がリリースされるなど、プレスデイとは思えないほどの大盛況を見せたこのイベント。

すでに東京モーターショーの動員数を上回っているというような話も聞くが、今年はどうなるだろう…。

グッズや商品販売などもあって、お祭り感が強く、本当に楽しめる自動車イベントになってきたなあというのが正直な感想だった。

それではまた近々。

A prestissimo!!