今回は、旅行者視点で欧州紀行について連続でお届けしたい。
昨年春に引き続きまたイタリアで仕事なので、ちょっくら出かけてきました。でも、今回は最初にパリに入り、しばらく遊ぼうという計画。
というのも今はまだロシアとウクライナのせいで、北回りの遠回りで欧州に入るしかなく(南回りはしんどいので嫌)、パリまで15時間近くかかるフライトだったりする。
これってさすがにキツイので、思い切ってパリで5日ほどゆっくりしようと考えたからだ。
なにより欧州最大級の旧車ショー、レトロモビルがあるからなのだが、着いた早々ちょっとびっくりしたことがあった。
というのも、今年はオリンピックである。ついこの前東京が終わったばかりだが、パリ五輪が開かれるとあって、どういう盛り上がりを見せているかと期待していたのだが、それがもうサッパリなのである。
折からの原材料費高騰などがからむストの影響だとは思うが、それにしても中心地はおろか、メトロの駅などにも一切オリンピックのオの字もない。
大げさでなく、空港のキオスクでチラリとTシャツなどのグッズが売られている程度で、あとは一切見かけなかった…。
なんか拍子抜けだった。
しかし、そんなことよりも結構な問題が彼の地では待ち構えていたのだ…。
つづく