17日間続いたパリオリンピックが閉幕した。
今年の2月、つまり開催から半年ほど遡った状態で訪れたパリは、ここでも書いたように非常に盛り上がりに欠けていた。
都市部で開催するオリンピックが結構続いているが、それにしても本当に間に合うのかという感じがしていた。
が、蓋を開ければいろいろあったにせよ、やはり上手いこと盛り上げた気がする。
欧州人らしい、帳尻の合わせ方というか、見せ所と見せなくても良いところの割り切りが非常にメリハリが効いていて、賛否両論も織り込み済みでなんやかんやで上手いことまとめていた印象だ。
例えば開会式。
少なくともTVで見ている以上は、いろんな見どころ盛りだくさんで飽きのこない演出だったように思う。
あの画面のスイッチングは一体どんなリハをやったのだろうなんて思ってしまったりもした。
もちろんネットでは首チョンパがどうしたとか、青いおじさんの最後の晩餐が…。
なんて、揚げ足取りが盛んだったが、個人的にはパリ感満載だったと思う。
あれだけ世の中が多様性を謳ってるんだから、少なくとも文句言うなって思ったけど。
あくまで個人的な感想ですが。
東京湾なみに汚いセーヌ川でのトライアスロンはあまりに気の毒だったが、それ以外はよかったのでは?
審判の話や出場国の話とか、いろいろあったけど、まあそれはそれとして。
あまりの暑さに、すっかり久しぶりにオリンピックを満喫しちゃったけど、それなりに多くのドラマがあって楽しかったと言わざるを得ない。
さて、南海トラフの警戒もしつつ、気の狂ったような暑さをどうやりすごすか…。
ビールでも飲みながらこれからゆっくり考えたい。
それではまたキンキン。
A prestissimo!!