今更言うまでもなく、イタリアはもちろん、世界中、特に欧州と日本で愛される一大イタリアンブランドのアルファ・ロメオ。
新型モデルにはいろいろと意見も飛び交うけれど、これほど愛を持って迎えられるブランドもそうはないだろう。
それもこれも、先人ともいえる過去のモデルのあまりにも強い「まぶしさ」というのが効いているのは間違いない。
特に現在もモデルネームが継承されるジュリアだが、なかでもGTとよばれるジウジアーロ・デザインの60−70年代のモデルの人気上昇がすごい。
本質的な話をすればアルファ・ロメオは由緒正しいレーシングカーメーカーであり、かつての超高級車メーカー筆頭でもある。
時代とお金を持っている人たちのジェネレーションが変わってきたことが要因だろうけど、こうした年代のモデルの人気と価格が高騰しているのは、ある意味で当然なのかもしれない。
年々デザインに対する要求が厳しくなってきている世の中、その意味では新型のデザインの???具合が拍車をかけて旧車の人気を煽っている気がする。
それはともかく、アルファ・ロメオといえば、今でいうとやはりジュリアGTシリーズできまりだろう。いや、もっというとイタリア車のアイコンになっているとも言える。
Youtubeなどを見ても、若い子がジュリアGTの「デザインと乗り味がたまらん」などと言っているのを見ると
「そうでしょ?」
とほくそ笑みたくなる。
さすがはジウジアーロ大先生である。
別に0-100km/h3秒切りたいとかみんながみんな思っているわけではない。
世界的に見ても走りがそんなに楽しめる環境とは言えない日本では、それこそ旧車くらいの速度域がとっても楽しいと思うのは私だけだろうか?
免許にもやさしいしね。
みなさんはどう思います?
それではまた近々。
A prestissimo!!