Bollito Misto vol.236
電動自転車やバイクに乗っている方なら聞いたことがあるかも知れないが、日本にはシマノやヤマハだというところで、国産が多いから耳にしたり目にしたりするケースは少ないかも知れない。
Bafangは中国の蘇州に本拠地を構える、おそらく世界有数のEモビリティのドライブシステムやコンポーネント開発企業だ。
最近ではイタリアの有名自転車ブランド「De Rosa」とコラボしていたりする。
いわゆる世界的なブランドである。
そんなBafangが最近、電気バイク(自転車兼用)のAT付き電動ハブを開発したという。
いわゆる自転車の後輪ギアだ。
一昔前の新聞配達用自転車くらいの大きさのハブで、実に80Nmを絞り出すという。
これってそれこそ初代フィアットパンダくらいのトルクがあるってことだ。
フレームさえしっかりしていれば、ほぼバイクとも言えるような走破性を誇るだろうし、もちろん荷物や子供を載せてもぐんぐん坂道を登っていくだけのトルクがあるってことだ。
それがAT装備でより効率的に使えるってなったら、バッテリーの消費だって抑えられるだろう。
それが汎用品なのだから、これからの日本企業って結構厳しいんじゃないだろうか?
余計なお世話だろうけど、汎用品のシェアをとられちゃったら、みんなどうするんだろう…。
それではまた近々。
A prestissimo!!