
Bollito Misto Vol.241 アルファ・ロメオを語るとき、どうしたってアイコンとして登場してしまうのがTIPO33ストラダーレ。 スポーツマインドを標榜する、アルファ・ヒエラルキーの中の頂点に君臨する伝説のスポーツカーは、ことあるごとに「あの、ティーポ33の再来…。」という感じで使用される。 そんな伝説が、いよいよ2023年、満を持して登場するという噂があるのだ。 エンジンはジュリアやステルヴィオ・クァドリフォリオに搭載されるV6の2.9Lターボが有力とされているが、 なによりこの話の根拠になっているのがF1参戦の延長だという。 フェラーリやマゼラーティ、ランボルギーニがイタリアを代表するスポーツカーメーカーだ! と言わんばかりの状況が結構続いているが、アルファ・ロメオやランチアだって相当な名門である。 いや、むしろ筆頭といっていい。そもそも歴史が違う。イタリアで…

Bollito Misto Vol.240 実に昭和なタイトルだけど、実際イタリアでFIAT 500Eがブレーク中だという。 まずはドイツで大人気を博したこのチンクエチェントは、次いでイタリアでも街乗りの最右翼車種として注目を集めているという。そもそも同クラスのEVにしては、そのフィニッシュやデザインが高く評価されていた500E。 イタリアにおける自動車というものは、実際のところ生活の基盤であり、完全なる足であるのが基本。公共の交通機関が日本ほど発展していない欧州においては、やはり自動車がなければ生活は成り立たない。 ライフスタイルも日本とは異なり、生活に必要なモノを購入するためには、郊外にあるスーパーや家電量販店やショッピングモールに出かけるというのが一般的。二週間に一度とかの割合で食料品なども買いだめしている。 一方、週末は都市中心部に出かけ、イベントや老舗やハイブランドのウインドウシ…

Bollito Misto Vol.239 子供の頃もそうだったけど、夏休みってのは、はじまったと思ったら思いのほか早く終わってしまう。 コロナ禍に入ってから、平日ってどこにいったのやら? という感じで、観光地にはいつでも人がいる感じになったけれど、それでもやはり夏休み期間というのはとりわけ人出が多い気がする。 特に今年はおびただしい数の感染者が出ているわけだけど、もはや世界的にも以前ほどの自粛や警戒態勢がみられなくなったのも大きな特徴かも知れない。 感染を防ぐためには、結局のところあまり密な状態には近づかない以外手がないような気もするが、それよりも、特に子供の時間や精神が気になって仕方が無い。 学校や夏休み、部活やイベントなど「今しかできない」ことを我慢させたり、いろんなことを禁止せざるを得ない状況は、本当に気の毒としか言いようがない。 もちろん健康第一だし、感染病を軽く言うことはもって…

Bollito Misto Vol.238 コレツィオーネでもあまりみかけないイタリア車。小気味の良い走りと、スーパーな出で立ち。お値段控えめでカッコイイ。そんなクルマはいまや日本では存在すら忘れられているような気がしてならない。 FIAT X1/9 フィアット・エックスワンナインと呼ばれるこのクルマ(本国ではイクスウノノーベ)は、令和の今まさに幻のクルマになっている。いや、とってもそんな気がする…。 平成初頭や昭和後半のおじさんにとっては 「あー、あのトヨタMR2みたいなヤツね」 なんて言われてましたが、そのMR2の元ネタです。 実はこのX1/9は今年50周年を迎えました。 思いのほかアメリカで成功したFIAT850スパイダーの後継車として72年に登場し、再び成功を収め、日本にも多く輸入されました。 私も個人的に初めて自分で購入したクルマということも相まって、どちらかといえば…

Bollito Misto vol.237 ここではいままで何度となく触れてきた、かつての偉大なるF1王者、ミハエル・シューマッハーの近況だ。 ご存じの方も多いと思うが、プライベートでのスキー中に大事故に遭い、以降昏睡状態が続きご家族も大変苦労なさっているという…。 恐ろしい金額の医療費が発生しているらしく、ここ数年でシューミが持っていた車などの財産の処分がことあるごとに話題になっている。 息子のミックもF1で頑張っているが、それでも賄いきれないのだろう…。 今回は1270台の生産にとどまった、ポルシェのスペシャル「カレラGT」だ。 2004年モデルとのことだが、この年は彼にとってはフェラーリの黄金期であり、年間13勝をしたようなまさに絶頂期だった。 いわゆる忖度するなら、例え当時F1にでていなかったとはいえ、ライバルのポルシェの車を買うのは少々気が引けたという気がするのは私だけだろうか?…

Bollito Misto vol.236 電動自転車やバイクに乗っている方なら聞いたことがあるかも知れないが、日本にはシマノやヤマハだというところで、国産が多いから耳にしたり目にしたりするケースは少ないかも知れない。 Bafangは中国の蘇州に本拠地を構える、おそらく世界有数のEモビリティのドライブシステムやコンポーネント開発企業だ。 最近ではイタリアの有名自転車ブランド「De Rosa」とコラボしていたりする。 いわゆる世界的なブランドである。 そんなBafangが最近、電気バイク(自転車兼用)のAT付き電動ハブを開発したという。 いわゆる自転車の後輪ギアだ。 一昔前の新聞配達用自転車くらいの大きさのハブで、実に80Nmを絞り出すという。 これってそれこそ初代フィアットパンダくらいのトルクがあるってことだ。 フレームさえしっかりしていれば、ほぼバイクとも言えるような走破性を誇るだろうし…