
イタリアやフランスにプリウスが入ってきてからもう10年は経つだろうか…。 ようやくという感じで真打ちとも言える人気車種500のハイブリッドがいよいよ路上にデビューするようだ。 おりしもコロナ騒ぎが始まる頃に試乗会などがあったせいで、なかなか霞んでしまった感があるが、ようやくという感じだ。 ただしプリウスから想像するものとはかなり異なるマイルドさで(なんちゃってともいう)、通常のエンジンモデルに対してのCo2排出量は3割減程度。燃費も公称では25km/lくらいのようだ。 積極的にエンジンを休ませるといった感じのハイブリッドなので、0/100km加速も14秒を切る程度の普通のもの。気になるお値段はというと、 もっとも廉価なバージョンのPOPで11,600ユーロ、ちょいとおしゃれかスポーティなLoungeとSportが13,100ユーロ。その上の若めなSt…

売上の話ではない。 今、イタリアで一番盗難に遭うクルマの順位が発表された。 イタリアの有名紙によると、2019年度の盗難車台数は95,403台。ちなみに日本はたったの7,143台。(ちなみに日本も2003年には6万台以上のクルマが盗難されていた)もちろん日本は海に囲まれているので海外に持ち出すにはあまりにも足がつきやすいというのもあるが、その点大陸のイタリアは不利である。 ちなみに3万台以上は24−36時間以内に戻ってくるという。それでも6万台は盗まれてしまうという計算だ。 ちなみに人気(?)一位はFIAT PANDAで11,299台。500(ベルリーナ)が7,989台。三位にはプントが続き6,664台。四位にはランチア・イプシロンが4,540台と続く。 盗難してまで窃盗団が手に入れたいクルマが500じゃなくPandaというところに、自動車大国たるヨーロッパの深みを感じる。ちなみに日本では…

S4。エッセクアトロ。ABARTH038…。 よく無冠の帝王とかいわれるが、本来ならばもっともっと活躍してもおかしくなかったラリーランチアの最強兵器の一つであり、このクルマがあったからこそランチアデルタはインテグラーレとなり、エボルツィオーネ2にまで至る長寿を約束されたと言ってもいい。 古いファンなら耳にタコができるほど聞いた、コルシカラリーでの悲劇により、その輝かしい未来とともに、稀代の天才ドライバーを道連れにしてしまったクルマ。 誰が、何が悪いとか言える話ではないのだが、ともかく非常に残念であることは間違いない。ミドシップにターボとスーパーチャージャーをブチ込んだ、なりふり構わないテクノロジーとエンジニアリングの粋のようなクルマであり、ストラトス、ラリーと続く「パーパスビルトカー」の典型ともいえるランチアだったからなおのことだ。 ホモロゲ獲得のた…

長ーーーーーーーい梅雨と、鬱陶しい天気がいつまで続くのかと頭を抱えていたのに、いざ明けてしまうと体感気温が40度超えが連日…。 まったく新型コロナがある時点で驚いちゃいけないのだが、それにしてもいろんなことが起きすぎる2020年だ。一日も早いワクチンの開発と、伝染が止まることを切に願いたい。 日本でも再び外出自粛が騒がれる中、あれだけロックダウンまでして頑張った欧州各国は、思いの外羽根を伸ばしている連中が多い。あからさまに海外ってのは流石にないが、少なくともイタリアの友人連中は、世界屈指の観光国である自国の観光資源を満喫しているケースが多見される。 サルデーニャのビーチからWhatsappなどで連絡された日には、元気だとしても「最近調子が悪くてさ…。」なんてウソブイてやりたくなるのはちょっと器が小さいか。 &n…

東京五輪が延期された今、すっかり白けムードが漂っているが、モントリオールと聞くと、それでもオリンピックを思い出してしまうのがオヤジの証なのだろうか? 今回はモントリオールとはいえ、アルファ・ロメオのモントリオールのお話。 アルファ・ロメオのモントリオールは1970年のジュネーブショーでデビューしている。ちなみにオリンピックの方は1976年だ。(くどい) ちなみに名前の由来は、1967のモントリオール万博にプロトモデルが出品されたため。デザインはあのマルチェッロ・ガンディーニ大先生。(表紙のモデルがソレ) ウインドウ周りなど同時期のミウラを彷彿とさせるデザインがなかなか痺れる。 アルファマニアにはたまらない、伝説のレーシングモデルTIPO33のV8エンジンを搭載するスーパーモデルで、当時日本では770万円もしたらしい。(現…

こんな噂が飛び交っている。 新型イプシロンがPSAベースになると…。 1985年のジュネーブショーで登場したアウトビアンキY10(ランチアY10)に端を発したイプシロンの系譜。一番のアイコンになったのはエンリコ・フミア氏デザインによる初代イプシロンだろう。 いまだにイタリアの路上では未だに初代イプシロンも活躍しており、如何に人気があったかを物語っている。 2000年代に入ってから、ややずんぐりとした印象になり、ベース車両も次々と変わって現在では500ベースとなっているが、今度はPSAと合体したFCAがその尖兵としてイプシロンをPSAのもつBセグプラットフォームにするという話が出ている。 もちろんこのレンダリングは非公式のもので、YoutubeにおけるBenedict Darius 7さんのものだが、イタリアの情報筋ではこの話はそこそこ信…