またしても! のランチア・デルタの話題。 もちろん、初代デルタのオマージュモデルの話だ。 アンジェロ・グラナータなるデザイナーのプロジェクトが、投資機関の援助を得て制作に入ったという話がイタリアで話題になっている。 ちなみにベースとなっているシャシーはFIATのSTILO。 なんと、前輪は2Lターボによるエンジン駆動。後輪は電気モーターによるハイブリッド四駆だという。 馬力は350CV トルク400Nmとのこと。詳細はもちろんまだまだ見えてこないものの、できるだけオリジナルに敬意を表したものになる予定。 一足先に話題をさらった2ドアのFuturistaと比べると、外観的にはいい感じにアップデートされつつもオリジナルをよく意識できているような気もする。 …
IoTだなんだと騒がれ、部屋の中でなにやらつぶやけば電気がついたり、テレビが消えたりする世の中。いまや年寄りまでスマホを使いこなすようにまでなっている。 ちょっと前まではガジェットだなんて言われて、ある種男の趣味的な分野だったこの世界も、今じゃまったく特別なものではなくなってきている。 そんな中、「少し前なら」自分も含めたガジェット好きがまっしぐらにとびついたであろう商品がスマートウォッチだろう。 残念ながら、高性能スマホがある現在、期待はずれと言っていいほど騒がれなかったのも事実なのだが…。 あくまで個人的感想なのだが、アップル好きの人間をしてもアップルウォッチを身につける勇気のなかった私は、このスマートウォッチという言葉に大変な抵抗を感じていた。 もちろん、各種センサーのついている時計に興味…
昨年2018年に生誕60周年を迎えたFIAT500。 いくつか特別モデルが登場したが、今年になっても記念モデルが登場する。 かつてGHIAが生産し、人気を博した「Spiaggina」(スピアッジーナ)。 ちなみにスピアッジーナというのはイタリア語で「ビーチカー」の意味。南国でお馴染み、ビーチの観光用カートのようなオープンモデルといったもの。500以外にもFIAT126や127などがイタリアのそこかしこで目にすることができた。 そのオマージュモデルが今回の「Spiaggina 58」 発売年にちなんで、1958台限定だという…。 普通の500Cの特別モデルじゃん! なんて声も聞こえてきそうですが、RIVAといい、こいつといい、なかなかオシャレなカラーリングで非常に好感が持てます。 ところで、このSpiaggina。58とい…
アルフィスタにとってのGTVというのは、これまた非常に大切なクルマなんだなあと実感せざるを得ない。毎度ではあるが。 やはりクーペボディが大好きなイタリア人にとって、アルファにクーペがないというのが許せないのだろう。気の早いイタリア人デザイナーがFacebook上でレンダリングデータをアップし、一部で話題になっている。 このGTVは、LP Designと呼ばれる彼らが作成したものだが、ジュリアの登場によって、四駆、V6ツインターボというアリモノの資産をうまく使えば、今度こそGTヴェローチェたる、「本当に速い車」を作ることができるかもしれない。 そりゃアルフィスタでなくとも夢を持ちたくなる話ではある。 600CVは欲しいというリクエストまでついているこの噂話。 「昔の名前で出ています」が大流行の昨今だけに、意外と真実味があるかも! &nb…
すでに日本のメディアでも紹介されている、トリノの「アウトモビリ・アモス」が復活させた(?)ランチア デルタ・フトゥリスタ。 カーボンボディパネル、3ドアといった出で立ちではあるものの、往年のデルタの面影をいい感じで残しモダナイズされたそれは、名前の通りデルタが今いるならこんな感じ! といったものだろう。それは、欧州のさまざまなショーでお披露目され、暖かく迎え入れられていることからもその完成度の高さを伺わせる。 数年前にドイツの実業家のフルオーダーでフェラーリ430ベースで作られたランチア ストラトス(マニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ社)も、熱烈なリクエストに応えて、25台を作成するようだし、いよいよ欧州の復活ブームが到来の兆しなのかも知れない。 そんな中、ちょっとレプリカというには弱い気がするが、イタリアの「ボルドリン・アウト…
ここでもなんでもご紹介している、ビンテージカーの価格高騰。なんでも高いという風潮からは脱した感がありますが、まだまだ活況のようです。 今年いちばんのオークションの目玉が、去る8月25日、スイスのモントレーで行われる予定のサザビーズのオークションに真打ちが登場しました。 1962年 Ferrari 250GTO Scaglietti またしてもフェラーリ。またしても250GTO。 スカグリエッティと書いてスカリエッティと読みます。 自動車価格史上最高を記録するであろうと騒がれ、4500万~6000万USDの落札を予想されましたが、意外にも伸びず $48,405,000 というお求めやすい価格で落札されました。 もちろん世界最高額です。円換算するのももうウンザリなので、もう各自お願いします。 ちなみに、歴代の2位も2014年…