なかなか珍しいパリの雪化粧。
毎年この時期はそれなりに冷え込むのですが、今年の北半球は格別寒かったのか、日本同様パリでも雪に見舞われました。タクシーもご覧の通りすっかり凍りつきました。
そんな中、今年もやってまいりましたレトロモビル。
搬入とかできないんじゃないのか? なんて勘ぐっていましたが、初日からバッチリと準備が整っていたのは、やはりここ数年の旧車業界の好景気によるものでしょうか。
ここ数年、メーカー各社のヘリテージセクションの発表が目立つ中、FCAも正式にHeritageサービスの立ち上げをリリース(厳密にはトリノが最初)。カルロ・アバルトの奥様が乗っていた実車を並べる気合の入りよう。ジャガーもタイプDのルマン優勝車を完全に復元して持ち込むなど、いずれもなかなかの盛り上がりでした。
日本導入も待ち遠しいアルピーヌも昨年に引き続き出展していましたが。さすが地元というべきか、ルマンレーシングのスポーツカーをずらりと並べるあたり、なかなかプレゼン上手です。
10年ほど前までは、そこそこ蚤の市感が強かったのですが、今や完全に博覧会。というより、同じ会場で開かれるパリサロンよりもゴージャスな雰囲気があって、なかなかに楽しめます。
さあ、次号も続きますよ!
A Prestissimo!!