先日イタリアで行われたオークションに、FIAT元会長にして欧州社交界の人気者ジャンニ・アニエッリ氏の所有していたFIAT PANDAが競売にかけられた。
そもそも、洒落者で有名な彼は、名だたる名車を自分用にカスタマイズするような人だったが、最近になってポロポロと下駄となるような車たちが漏れ出てきている。
有名どころではランチア・テーマ832のワゴンで、自らが運転するシルバーと、犬など道具を載せる用のブルーも特注で持っていた。
最近ではデルタインテグラーレEVO2やEVO1のオープン(ザガートボディ)などが、イタリアのクラブの展示などで姿をあらわしていたが、ついにFIAT PANDA 4×4(Trekking)までもが登場した。
落札価格はなんと予想を大幅に上回る37000ユーロ(およそ500万!)
アニエッリカラーともいえるお約束のシルバーボデイに、一見地味だが、上質なファブリックがおごられており、いかにも彼の趣味といった感じだ。
紛うことなき傑作デザインのひとつである、初代パンダも次第に数が減ってきているので、今のうちに購入しておくのも手かもしれない。
それではまた近々!!
A Prestissimo!!