キレッキレのかっこよさはかっこいい。
でもダサい感じがかっこよくなることもある。
ブサカワイイなんて言葉はちょっとアレだけど、自動車にもそうしたトレンドというモノがあると思う。
上からコメントに聞こえるけど、昨今のレトロカーブームは大方の自動車関連マーケッターに赤っ恥をかかせるほど、実は結構若い子たちが牽引している部分もある。
もちろん、親がバブル世代以前で、その子供たちと考えればレトロブームもさもありなんという感じではある。
さらには、特にコロナ後に目立つハイパフォーマンスカーとあわせて、張り合うように旧車が増えているのも見逃せない。
これは、本来なら飲み屋で話すような内容かも知れないけど、こんな時代だからここで愚痴ってもバチは当たらないかもしれない。
愚痴ではなく、あくまで個人の感想なのだけれども、やっぱり今のクルマのデザインに皆飽き飽きしているというのが本音なんだと思う。
意外とセダンに乗りたがるおしゃれな若者がいたり、オープンカーだって正直再燃といってイイほどの注目の集まりっぷりだ。
一方で鳴り物入りのエコカーなどには、少々食傷気味というのが「今現場で起きてること」だったりする。
クルマって公共の景観の一部だったりするわけだから、やっぱりかわいいクルマが道に溢れて欲しい。
屁理屈ばっかりの溶けた飴ちゃんみたいなクルマばっかりの未来なんて、やっぱり私には受け入れられない…。
それではまた近々。
A prestissimo!!