Vol.196 スポーツの祭典がはじまりました

なんやかんや騒がれつつ、世紀の大イベントがついにスタートした。(とはいえ、これがアップされることは大詰めなんですが…。)
筆者はどちらかというと、こうしたイベントのプロモーションなんかに長く携わってきた関係上、今回のイベントに参画している友人達はたくさんいた。

そんな彼らの手前、物議を醸した開会式のことに言及するのは、相当はばかられるものがある。が、それにしても結構「何が言いたいんだろう…。」という式になってしまった気がする。個人的な意見ではあるが…。

8年近く前から準備し、誰も責められない疫病のせいで、そのすべてが水泡と化したという現実を忘れて、一方的に開会式の出来云々を責めるのはどうかとも思うのだが、それでも最後をキッチリまとめるというのも、やっぱりプロの仕事であることは確かだと思う。その点においては、少なくとも「何が言いたいか?」という当たり前の必須条件を満たしていなかったのは本当に残念なことだと言わざるを得ない。

 

 

柔道をはじめ、連日の金メダルラッシュに沸いているわけだが、もと体育会の人間としても本当に楽しい。特にコロナで退屈なので、本当に楽しい。

選手達の多くが「皆さんのおかげで大会を開いて頂きました。本当に感謝しています…。」なんて言葉もよく耳にする。

 

 

周りが思うより遙かにアスリートの競技者人生は短い。
とにかくひどい天候、あまりに気の毒な選手村、やれるだけましだなんて言いたくもない、その晴れ姿を家族や友人達も直に見せてあげられない、本当に謎のオリンピック。

だからこそ、参加者の皆さんには心の底からエールを送りたい。そして灼熱の東京へ来てくれた世界中のアスリートたちに言いたい。ようこそ日本へ。本当にすべてを我慢してまでよくぞおいでくださいました。

 

生きている間には決して見られないと思ったオリンピック。ホームなのに、心から大騒ぎできない今を本当に恨みたい。
でも、最後まで応援しています。

 

みなさんご存じの通り、彼のロゴやら写真は非常に権利関係があれなので、今回は文章のみでご勘弁を…。

 

それではまた近々。

 

 

A prestissimo!!