Vol.213 欧州でのロック人気

ヨーロッパでの英語圏というのは、母国語という意味ではいうまでもなくイギリスのみになる。

しかし世界的に売れている音楽のほぼすべてが英語なので、その意味では欧州でのロックは日本におけるロックと同じ感じである。つまり、邦楽と洋楽が存在しているあの感じである。

イタリアは、まあポップスは当然のことながら、ことのほかプログレッシブロックやハードロックが人気な地域。

アメリカン、ブリティッシュ問わずピンクフロイドやジェスロタル、キングクリムゾンやジェネシス、YESなどは超絶人気を誇る。

さらに、ハードロックも非常に人気で、ブラックサバス、アクセプト、アイアンメイデンなどなど、日本でも人気のあるモノは彼の地でも大人気である。

毎年春を過ぎると夏にかけて、たくさんのフェスがあり、日本ではとんとお目にかかれないレジェンドバンド達のライブをたくさん見られたのは、まさしく僥倖に尽きるといった感じだった。

そんな中、気になる情報が…。
コロナ禍直前の日本公演も肺炎で突然キャンセルとなった、オジー・オズボーンさん。(私は大ファンなのでさん付けだ)

22年に予定されていたジューダス・プリーストとの競演を23年に延期というニュースが飛び込んできたのだ。

理由は欧州圏内でも貨物輸送のトラブルが多発しているので、それが円滑なツアーを阻害するとのことだが、くれぐれもご本人の健康状態が理由でないことを祈るばかりだ。

オジーさんはアメリカ在住とはいえ、元ブラックサバスのイギリス人。
いろんなヒストリーをお持ちの御仁だが、紛れもなくとてつもないオーラを持つ、本物のスターなだけにいろいろ心配してしまう。

当の本人も70を過ぎているわけだから、正直引退したいのもあるだろうが、ファンとしては「最期の雄姿」をいつ見るのかというのは、非常に大きな問題なのだ…。

エディ・ヴァンヘイレンやチャーリー・ワッツが亡くなっているので、余計なことを考えたくないが、とにかく元気な姿をまた拝みたいモノだ…。

それではまた近々。

A prestissimo!!