なんだかんだで、慣れさえ感じるようになってきたコロナ禍。
そんなことじゃイケないのは分かっているが、とにもかくにも公共の交通機関よりはクルマが安全ということで、心なしか交通量も増えている。
クルマが増えるというのは環境的にはいろいろ言われそうだが、なんかちょっと嬉しいというのも事実。
アウトドアに救いを求める人も多いからか、ルノーのカングーやシトロエンのベルランゴなども好調と聞く。
例えば原宿なんかを歩いていると、表参道を走るクルマはいつもながら豪勢なブランドが多いのだが、その中に確実に旧車が増えている。国産外車問わずだ。
もちろん運転している人も割と若い感じ(40代以下)が多く、クルマ離れと言われた世代がこうして、わざわざ旧い車をスタイルとして乗ってくれているのを見ると、とても嬉しい気分になる。
バブル経験者ということもあるけれど、昭和の人ということもあるけれど、それでもやっぱりせっかくクルマを買うなら、それなりのスタイルってのを見せたいと思うのが人情じゃあないか…。
わかりやすくブランドで勝負するのもOK。
でもデザインやカラーリングやデコレーションで自己主張するのもOKだと思う。
クルマ業界全体が先行き不安な今、こうした消費者の本音の部分をどうか丁寧に救って欲しいと願うばかりである。
それではまた近々。
A prestissimo!!